幸せに必要なものとは?
- まこと 吉野
- 2023年3月12日
- 読了時間: 3分
幸せは結局のところ一人ひとり違うものだという話になってしまうな。
と前回の記事を書いた後に思いました。
ですので今回は人に共通する、脳の観点から幸せについて考えます。
4つの幸せホルモンについて
(ドーパミンだけがホルモンで残りの3物質は情報伝達物質なので正確には別物)
・セロトニン:
・精神を安定させる
・睡眠の質を保つ
・身体を目覚めさせる
・気分をポジティブにする
→セロトニンの95%は腸で生成されている。腸内環境を整える
→単調なリズムを繰り返す運動
→2,500ルクス以上の光を5分以上浴びる
・オキシトシン:
・愛情や信頼感を形成する
・心に安らぎをもたらす
・不安を軽減する
・好奇心を強める
→親しい人との交流(会話や食事など)
→ペットや家族とのスキンシップ(肌への感覚刺激)
→人に親切にする
・集中力を高める
・記憶力を高める
・集中力を高める
・ドーパミンを出しやすくなる
→笑う
→前向きなことを考える(仕事や勉強での成功を願う)
→辛い物を食べる
・ドーパミン:やる気を引き出す
・ポジティブになる
・集中力を高める
・楽しい、うれしいと感じる
→達成しやすい目標を掲げる
→好みの音楽を聴く
→いつもと違うことをする
効果や、増やし方はもっとあるのですが大まかにはこの上記のようになっています。
また、ストレスが長期間続くとストレスホルモンと呼ばれる物質が分泌され、幸せホルモン
の分泌が抑制されることも大きく関わる部分と考えます。
以上の内容を生活に当てはめた場合以下のように考えられます。
健康的な生活習慣を維持することが大切である。適度な運動やバランスの良い食事、十分な睡眠をとることで、幸せホルモンの分泌が増加し、幸福感や快楽を感じやすくなる。
社交的な関係を築くことが大切である。人間関係が良好であると、オキシトシンの分泌が増加し、幸福感や信頼感が高まる。
趣味や好きなことに時間を費やすことが大切である。自分が楽しいと感じることをすることで、ドーパミンやエンドルフィンの分泌が増加し、快楽を感じることができる。
ストレスを避け、ストレスを解消することが大切である。ストレスが長期間続くと、ストレスホルモンが分泌され、幸せホルモンの分泌が抑制されるため、ストレスを避けることや、ストレスを解消する方法を見つけることが幸福感を高める上で重要である。
ただし、幸福感は人によって異なるため、一概にどのようなことが幸せにつながるかは個人差があることを忘れずに考える必要があります。
環境、体質や脳の働きにも個人差が大いにあるため、この内容を単純に追及することが幸福のすべてとは思えませんが、客観的な指標を決めるために大いに役立つものではないかと考えます。
参考資料:Study Hacker