令和5年12月議会一般質問1日目
- まこと 吉野
- 2023年12月14日
- 読了時間: 5分
真野頼孝議員の一般質問について
1. 世界へつながる水俣
① 水俣市の国際交流に関する認識と役割
真野議員は、水俣市がどのように国際交流を考え、どの役割を果たしているかについて質問。
台北との相互交流やデボンポート市との姉妹都市関係が挙げられ、これらを通じた30年間の交流活動に言及。
地域日本語教室「みなもんクラブ」の開催や、スリランカで人気のクリケットを通じたボランティア活動の紹介。
② 市長のベトナム・台湾訪問
市長のベトナム・台湾訪問の目的と内容に関する質問。
訪問は水俣市の歴史と現状の講演、桜サイエンスプラン受け入れ、高校生との現地交流などを含む。
台湾での水俣条例に関する取り組みや、国立台北かぎ大学との関係構築などが話題に。
③ 国際交流の今後
水俣市の国際交流の将来の方向性に関する質問。
特に、台湾との交流強化やインバウンド対策、台湾自治体との連携強化に言及。
2. デジタルを活用したまちづくり
① 「デジタル田園都市国家構想交付金」の活用状況
デジタル田園都市国家構想交付金の活用とその効果に関する質問。
LINEを通じた市政情報や災害情報の発信、移住PR動画の制作、空き家バンク物件のVR映像化などが取り上げられる。
② マイナンバーカードの活用
マイナンバーカードの活用状況と市民からの要望に関する質問。
保険証としての利用、マイナポータルを通じた引っ越しワンストップサービス、オンライン申請などが実施されている。
コンビニでのマイナンバーカード発行の要望が多いことが指摘される。
③ デジタル化に関する全体的な取り組み
デジタル化の恩恵が全住民に及ぶかに関する質問。
スマートフォン教室の開催、歩数計アプリ「みんちゃれ」の利用などが紹介される。
藤本壽子議員の一般質問について
水俣市の農業者、漁業者への物価高騰支援について
米農家への支援
山村農林水産課長からの答弁によれば、農林漁業セーフティーネット資金などの支援策が存在する。
玉ねぎ、お茶、果樹生産者への支援
R4年度地方創生臨時交付金を活用して、業務改善に関連する支援を50万円以内で行っている。
畜産農家への支援
R4年度の地方創生臨時交付金と配合飼料価格安定制度を利用した支援が提供されている。
漁業者への支援
水俣市漁業燃油対策事業を実施しており、燃料高騰に対する支援が行われている。
二の矢
酪農業の赤字経営の実情や、クラスター政策のような新たな取り組みについて議論。
三の矢
漁業の現状と畜産農家との懇談会の必要性について提案。
水俣市役所1階フロアの展示及び利用状況について
常設展示
イチロー選手のバット、デザインマンホール、みなまた茶・和紅茶、デジタルサイネージを通じたPR動画などが展示されている。
非常設展示
使用許可申請に基づき、例えば里親家庭センターや健康祭りの展示が行われている。
市民の利用状況
マミーコールのコンサート、お世話好き会の市民交流、茶道展示などが行われている。
売店の今後
ひとり親の会の運営後閉店し、現在は市民交流用のスペースとして活用される予定。
二の矢
外部来訪者の受け入れや水俣市への理解を深める展示について提案。
三の矢
デジタルサイネージの位置や昼休憩時のミニコンサートの開催に関する質問。
平岡朱議員の一般質問について
大型風力発電「肥薩ウインドファーム」に関する市長意見及び公聴会
市長意見書に関する内容
準備書に対して、保安林解除、工事車両の問題、湯の鶴温泉への影響、低周波音、鳥類への影響などについて意見を述べている。
公聴会の参加
65人の市民が公述し、小学生から高齢者まで幅広い年代の市民が参加。
二の矢
市長意見書の評価と肥薩ウインドファームへの懸念に関する詳細な質問。
三の矢
水質、土砂、工事車両の影響、熊本県と国への意見提出に関する議論。
大規模風力発電計画に関する平岡朱議員の質疑
① 電源開発株式会社の環境アセスメント手続の進行状況
平岡議員は、水俣市で計画中の電源開発株式会社の大規模風力発電事業における環境アセスメント手続の今後の進行について質問。
県知事からの意見書を踏まえ、国の大臣が勧告を行い、環境評価影響書の提出が予定されており、アセスメント手続きの完了が見込まれる。
② 市民からの意見
風力発電計画に対する市民からの意見に関する質問。
市民は低周波音による健康への影響や生態系への変化、工事車両の増加に懸念を表明している。
③ 熊本県公聴会における市民の意見
10月20日に熊本県が開催した公聴会での市民からの意見に関する質問。
公聴会では市民から同様の懸念が表明されており、市はこれを把握している。
④ 水俣市長の意見書の内容
水俣市長が10月26日付で熊本県知事へ提出した意見書に記載されている内容について質問。
意見書には風車による地形改変に伴う土砂・水質変化、騒音・低周波音問題、動植物や生態系への潜在的影響、運搬に関する矛盾点などが取り上げられている。
二の矢
市民からの意見提出機会が終了した現在、風力発電計画の問題点についての議論。
市長意見書に関する具体的な質問で、計画の影響(交通、低周波音、クマタカの絶滅リスク、景観の変化、土砂災害のリスク)が詳しく議論される。
計画反対の立場からの意見や、計画の市民への周知不足についての懸念が表明される。
答弁
市は交通増加、低周波音、希少種保護、景観、土砂災害などの懸念事項に対する自身の考え方を説明。
様々な点から市の意見が述べられ、これらの問題点に対する対応策が検討されている。
3の矢
風力発電は地域が恩恵が受けるべきと思う
いくつもの懸念を払しょくできるだろうか
はっきりと市長から中止のメッセージを送ってくれないか
答弁
今後の動きを注視していく