学童さんの宿題を見て思った事
- まこと 吉野
- 2023年3月17日
- 読了時間: 3分
学校教育法第二十一条より
義務教育として行われる普通教育は、教育基本法(平成十八年法律第百二十号)第五条第二項に規定する目的を実現するため、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一 学校内外における社会的活動を促進し、自主、自律及び協同の精神、規範意識、公正な判断力並びに公共の精神に基づき主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
二 学校内外における自然体験活動を促進し、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
三 我が国と郷土の現状と歴史について、正しい理解に導き、伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養うとともに、進んで外国の文化の理解を通じて、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。
四 家族と家庭の役割、生活に必要な衣、食、住、情報、産業その他の事項について基礎的な理解と技能を養うこと。
五 読書に親しませ、生活に必要な国語を正しく理解し、使用する基礎的な能力を養うこと。
六 生活に必要な数量的な関係を正しく理解し、処理する基礎的な能力を養うこと。
七 生活にかかわる自然現象について、観察及び実験を通じて、科学的に理解し、処理する基礎的な能力を養うこと。
八 健康、安全で幸福な生活のために必要な習慣を養うとともに、運動を通じて体力を養い、心身の調和的発達を図ること。
九 生活を明るく豊かにする音楽、美術、文芸その他の芸術について基礎的な理解と技能を養うこと。
十 職業についての基礎的な知識と技能、勤労を重んずる態度及び個性に応じて将来の進路を選択する能力を養うこと。
こうやって普通教育の中身を見てみた時に 現在の子どもたちに求められているものがかなり学力重視のものだと感じています。
毎日持って帰ってくる宿題も学校によって差が大きい。担任の先生によっても量はまちまち。
毎日机に向かう習慣はとても良いものだと思いますが、それが辛いものだと机に向かうのが嫌になってしまうのでは無いかと考えることもあります。机に向かうのが楽しくなるような宿題(時々あります)その頻度がもっと増えればいいなと思います。
宿題は先生方にも負担になっているように感じます。宿題が無い日をもっと作っても良いのでは?と思います。教育のプロが言うのですから、宿題を出してほしい。という家庭には、私たちはプロです。と対応しても良いのかなと。
宿題がどうしても必要なら自分でやってきたのを見せてくれても良いですもんね。
体験が不足して、ユーチューブで見たことを自分がやったことのように話す子どもも増えてます。何かを体験する(候補から選べたりする)1日ではなく1週間くらいの短期的な宿題も楽しいかな。と思います。
日記も低学年には難しいと思います。作文を書けるようになるのはやはりステップが必要でしょうから、もっと日記に関してもステップを踏んで教える方法は無いかと考えてます。
私も学びたいです。試しに一つ考えてみます。
日記のステップ案
・ひらがなの練習・単語の練習
・今日あった出来事を何個か思い出す練習(誰かに伝える)
・その場面を絵にする練習
・その絵を説明する練習
・その時の気持ちを話す・誰かに伝える
・気持ちや感情を表す言葉を知る
・いつ・だれと・どこで・どんなことをしたかを含める練習
発展
・目標や抱負を加える
・反省や改善点を加える
・感謝の気持ちを伝える
日記の宿題は何を評価するのかが結構わからなくて内容なのか、構成なのか、文字のきれいさなのか。文字のきれいさで評価されるのなら日記より書写のほうが良いのではないかなと感じることも多いですね。
今日宿題を見ながら何となく思った事でした。